和歌山フローティングボートショー
この土日は和歌山マリーナシティで行われた和歌山フローティングボートショーのお手伝い。
スズキマリンの今年のニューモデル、EXANTEは注目の的
いつものんびりムードの和歌山フローティングボートショーのスズキブースでは、海南の松浦板金さんがポップコーンメーカーを持ち込んで、来場者にポップコーンを振舞ってチョットお祭り気分
モチロン、グレートなカタマランフィッシャーのニッサン・サンキャット22も大注目で、試乗に出っ放し
今回は、試乗しなかったけど多くの方から好評だったみたいですよ
輸入車販売店もボートショーに出展していて、アルファロメオ、マセラッティ、シボレーなどなど世界の名車がズラ~リ
7年ぶりに復活した、マッスルカー。シボレー・カマロ。
トランスフォーマー仕様の黄色いボディのカマロ RSは430万円ナリ~
このレトロな感じのメーターのデザイン。いいよね
何回も運転席に座って、ハンドル持って・・・テンション上がりまくり
子供のときに見に行ったスーパーカーの展示会を思い出してしまいました
外国の車って、そのブランドやモデルの歴史とかマーケットがその車に求めてるイメージなどをすごく大切にしてたくさんの車がカルチャーとして根付いてますよね。
スペース効率や環境性能、安全性・・・味気の無いことばかり言ってる日本のメーカーとは大違い!
だから、景気が落ち込むとレース活動なんかもすぐに止めちゃったり
工業製品としては完成度はめちゃくちゃ高くても、自社の製品をカルチャーにしようって気はサラサラ無いんでしょうね
どうしようもないところや、不便なところを楽しんだりする余裕を持たせてもらえないほど完成度が高すぎて、遊び心とかスキがぜんぜん無い
若い子の車離れとか、当然なるよね
夢が無いねんから・・・
ボートも一緒。
国産艇のほとんどが無難に屋根付けて部屋つけて・・・内装をウッド調のパネルでそれなりに高級感出して、ソコソコ走れるボートに仕立てて、ポイントまでは波を被らず快適に行きましょう!みたいな。
で、ポイントに着いたらその豪華なキャビンが風を受けてピューって流されるから、大そうなスパンカーとかアフトキャビンにもう一つリモコンとハンドルつけて装備だけは立派になっていく国産のボート
立派な漁船みたいな船だから、コマセをドンドン撒けば釣果も上がってクーラーボックスに魚を満タンにして自慢して、近所に配りまくって、近所から面倒クサがられて
それでも本人は太公望だからお構いなしで近所に魚を配り続ける。
センス無さすぎ
何がしたいねん?って感じですよね!
その点、キーウェストで釣りした時は日本との違いをまざまざと感じました。
アメリカのことがすべてじゃないけど、釣った魚はすべてリリース。カンパチもマグロもすべて!
でもファイト中に怪我してしまった魚はリリース禁止
リリースしても死んでしまうから、持って帰って食べるか、エサにして他の魚を釣って遊んでください、って感じで魚が資源だという認識がはっきりしていて好感が持てた。
オフショアのチャーターで乗ったコンテンダーもリーフでバラクーダを狙ったときに乗ったマーベリックも、華美な艤装は一切無いストイックなフィッシングボート。
オフショアの波の中をぶっ飛ばして走れる強靭なハルとハイパワーの船外機を受け止める分厚いトランサムにはお金がかかっているけど特別高級感のあるコンソールが付いているわけでもない。
マーベリックだって高価な船だけど、さらにストイック水深30cmのシャローウォーターで釣りができる様に設計されているだけで、そのためにコストを掛けているのがよくわかる。
とにかく目的がハッキリしている。だから豪華な装備が無くともストイックなところがカッコよく思えたりする
モチロン波も被ってびしょ濡れになるが、夏だからすぐ乾くし無問題!笑って済む問題ですわ
雨降ったらどうするねん?とか言われるけど、雨降るのがわかってたら行かないでしょ!?それでも行くならカッパ持って行くでしょ!?
多少、波を被って濡れてもブッチギリの一番にポイントに着いて、デッカイ魚を釣ったらメジャーを当ててデジカメで撮って、リリース。自分家で食べきれない魚はもって帰らない。
純粋に魚と勝負して、対等に遊べば海や魚に対しても敬意を払うことができるやろう。
無駄な殺生もしなくて済む
遊びやからね
長いか?
オリバーズボート
by olivers_bort | 2010-04-11 23:44 | 試乗会、展示会のお知らせ